きりたんぽ発祥の地 鹿角から
たんぽ料理の第一人者の女将がつくる伝統と遊び心のある
たんぽ料理を提供します。

こだわりのきりたんぽ鍋

水出し昆布に比内地鶏のガラを5時間以上じっくり煮出した自家製のスープはきりたんぽ、ねぎ、せり、まいたけなどの具材とよく合います。
主役のきりたんぽはざっくりとした歯触りと焼けたお米の香ばしい香りが口の中に広がります。

伝統のきりたんぽ鍋コース 3,000円~(郷土料理付き)

・ミニたんぽ(手作り体験できます)
・鶏ささみ・鶏首肉・鶏皮おつまみ
・酢の物・香の物

美ふじオリジナルたんぽ

100種類の食べ方を目指す、美ふじのオリジナルたんぽ。
是非ご賞味ください。

一品 1,500円(2~3人前)

・うなぎ入り タンポ
・古代米入りタンポ
・タンポポモドーロ(ピザ風)
・うしお汁 タンポ
・さっぱりトマトスープ
・あげタンポあんかけ風
・巻き巻きタンポなど

きりたんぽ発祥の地 鹿角

北風がつめたい季節、ここ秋田県にも冷えた体を温めてくれる美味しい鍋と言えば そう、きりたんぽ鍋です。
その主役のきりたんぽとはいったいどのようなものなんでしょう。 きりたんぽは鍋に入れる前は こんな形です。 これを「たんぽ」と言います。その名の由来は

  1. ガマの穂の事を鹿角の方言で「短穂」「立ち穂」と呼んでいた。(鹿角方言考・大里武八郞著)というのがが定説です。
  2. 最初の作業でおむすびを枝につけた形がけいこ用の「タンポ槍」に似ていた。
  3. 槍にかぶせる丸い鞘に似ていた。

・・・という三つの説があります。
南部藩の御境奉行が味噌つけ短穂を食べて大変喜ばれたと伝えられています。
では、何故このたんぽを鍋に入れるようになったのでしょう。 そもそも「たんぽ」は山子〔やまご〕と呼ばれる山から木を切り出す人々達の間食でした。山子の炊事担当は前食の残り飯をタンポ串に握りつけて小屋の上壁に刺しておきます。山子達は夕飯の支度ができるまで、このタンポに味噌を付けて火にあぶり間食としました。これを「山子たんぽ」「みそ付けたんぽ」と呼ぶようになったのです。
民俗学者の柳田国男氏はその著述の中で、「山子たんぽは秋田県鹿角地方の風習である」と言っておられます。また、山子達が「キジ鍋」や「ウサギ鍋」にたんぽを手折って入れた鍋が「きりたんぽ鍋」の原型と言われています。炊き上がったお米をすりつぶす事で消化がよくなり、山で重労働をこなす山子の疲労回復にはもってこいですし、様々な食材の入った鍋は1度に栄養が取れてまさにピッタリだったのでしょう。 きりたんぽ鍋は米どころ秋田が生んだ働く人々を力づける知恵の産物だったのです。

きりたんぽ手作り体験

自分で作ったたんぽを食べてみませんか?
きりたんぽコーディネーターである当店女将が親切丁寧にきりたんぽの起源や鹿角の伝承を交えながらお教えいたします。